R3 水害にあった紙資料の応急処置を学ぼう

R3年度講座報告コミュニティカレッジ講座写真

■災害救援・減災防災/災害等から地域を守る活動に自分を活かしたい方へ■
災害時に、水濡れや泥汚損した紙資料を、できるだけ保全するための「誰にでもできる」応急処置の方法の一部を学びます。身の回りのものを用いて、特殊な技術を持っていなくても可能な方法をお伝えします。災害によって水に濡れてしまった紙資料はゴミとして捨てられがちです。しかし、先祖から伝わった書類や思い出の写真や日記は大切な記録です。これらは、適切な処置を施すことで、ある程度の状態に戻すことができます。
 今後、大きな災害が発生した時に、自分の大切な記録を守ること(自助)と、災害ボランティアが紙資料を発見したときに、それらを捨てずに保全につなげることで、被災者への「モノ」「心」の支援がともにできるようになります(共助)。地域や人びとを支える資料を守り、それを未来につなげていく担い手になりませんか。